柴犬、お散歩デビューまでの過ごし方

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こんにちは、とろです。
子犬を迎え入れてからお散歩デビューまでの間は、家で大切に育てるという家庭が多いと思います。まだ免疫力が弱い子犬なので、3回目のワクチンが終わるまではあまり外界と接しないようにして、病気などにかかるリスクを抑えようという考え方です。我が家でも大切な子犬がいきなり病気になることは避けたいので、家の庭を歩かせる程度にしておき、近所を歩く時は抱っこや自転車で連れ出していました。

しかし、お散歩デビューしたら、こんなことになっていました。

・他のワンコとうまく交流できない

・病院などで知らない人に触れられると、異常に怖がる

・お散歩が楽しそうではない

どうしてこんなにビビってしまうんだろうと不思議に思いました。でも、当然なんです。
お散歩デビュー前のちょうどこの時期は、子犬にとってとても重要な社会化期でもあるんです。本来は親犬や兄弟犬と遊びを通して多くのことを学んでいきます。しかし、少しでも早い時期にお家へ迎え入れる方が家族に良く慣れるのではないかという思いから、早々に迎え入れるご家庭が多いと思います。我が家も同じでした。その場合、親犬や兄弟犬からの学びの場が不足してしまっているのです。それを補うためには、飼い主が子犬の学習の場を作っていかないと社会化不足になってしまうのです。

では、どのようにして飼い主が学びの機会を作っていけるのでしょうか。

・様々な場所へ連れていき、人間に慣れさせる
 家族以外にも病院の先生や通行人など

・環境に慣れさせる
 洗濯機やドライヤーなどの生活音や自動車の音、他の犬の鳴き声など

・ものに慣れさせる
 首輪やリード、ブラッシングや歯みがきなど

・他の犬に慣れさせる
 他の犬と一緒に遊ぶ、パピー教室に参加するなど

いろいろな経験をさせることです。この社会化期の過ごし方によって、ワンコの性格が形成されるのでとても重要な時期です。好奇心も旺盛な時期でもあるので、本当はどんどん外へ連れ出してあげたいのです。
これは人でも同じことで、全くの初めての出来事は不安に感じてしまいますが、1回経験しておけば次はもっとうまくやってのけるのと同じです。

我が家でも、ワクチン完了まで散歩に出れない中でどうやって社会化経験を増やそうか頭を悩ませていました。昼間はもも母も仕事に出ていて14時頃の帰宅となるので、そこから抱っこで散歩したりしていましたが、この重要な時期はあっという間に過ぎ去ってしまいました。ホントに時間がないという感じでした。

この経験から言えることは、3回目のワクチンが完了していなくても、少しずつ外へ連れ出そう ということです。病気をもらうリスクはありますが、それ以上に社会化経験のメリットの方が大きいのです。さらに、子犬時代にいろいろなものを口にすることで、腸内細菌の多様性が増し病気になりにくい体のベース作りにつながるというメリットもあるのだというから、やらない手はありませんよね。

ワクチンも完了し、さあ、お散歩デビューだ。ここからどんどん社会化経験をしていこう。

少しビビりな子になってしまったももですが、でも大丈夫です。少し時間はかかりますが、社会化経験を積んでいくことで、ビビりは無くなってきています。

これから子犬を迎え入れるご家庭は、ワクチン完了前のリスクと併せてお散歩デビュー時期を検討されるとよいと思います。


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