柴犬アトピー、病院との関わり方

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こんにちは、とろです。
私の経験が柴犬アトピーと向き合っている飼い主さんの励みになればと思い、今日もお伝えします。

初めて皮膚の異常に気付いたのは、生後6ヵ月頃でした。
変にこじらせないように早期に治したいと思って、近所の動物病院ではなく遠方の皮膚科専門医のいる病院を受診しました。
より専門的な知見から的確な治療を受けられると思ったのです。

皆さんもこんな基準で病院選びをしていませんか?

  • 口コミは良いか / 悪くないか
  • 優秀な獣医さんか(出身大学など)
  • 病院の設備(種類や新しさ)
  • 改善した症例報告の数

まさに私はこの基準で病院を選んでいました。
一般的な評価が高い病院が良い病院だと思っていたんです。

確かに一部では正しいです。
薬に頼らざるを得ない状況の場合、多くの選択肢の中から最適な薬を選定してもらえるし、薬が合わない場合別の選択肢を多く持っているでしょう。
薬の種類も錠剤、塗り薬、注射など選択肢の多さは勝ると思います。

私も多くの薬を試してきました。
ステロイド、抗生物質、かゆみ止め、抗てんかん薬、抗不安薬、内分泌系の薬、などなど。
しかし、どれだけ薬を試しても、少し良くなっては悪化の繰り返しで、症状は慢性状態です。

せめて、薬を飲んでいるんだから症状は抑えられる状態であれば、それでもいいと思えたかもしれません。


なぜ、慢性状態なのか。
それは、様々な皮膚病の原因の中で、薬で治る病気は既に治していたんだと思います。
最後に残ったのは薬では治せない要素、でもそれに気付かないから薬を飲み続けるしかないと思っていたんです。

ここからが一番お伝えしたいことです。
いろんな薬を試しても、どんなに薬を増やしても、慢性状態のアトピー症状が大きく改善することは無いと思います。
なぜなら、薬は症状を消そうとしているだけで、根本原因にはアプローチしていないからです。

例えば、下痢をしたら下痢止め薬を飲むことは普通に行われると思いますが、これ対処療法に過ぎません。
何か腐ったものを食べた場合、体は下痢を起こして早く体外へ出そうとしますが、下痢止め薬を飲んだら体外への排出を止めることになり逆効果です。

この時にすべきことは、腐った食べ物に繁殖した雑菌を早く排出することであり、次に同じものを食べないようにすることなのではないでしょうか。

いくら下痢止め薬を飲み続けても、腐ったものを食べることを止めない限り下痢は繰り返されます。
次に同じものを食べないようにする力、観察する力、それに気付く力、ここが大事なんだと思います。


病院選びに関して、アトピー性皮膚炎を治せますと言ってくれる病院は多くありません。
私も過去に受診したいくつかの病院では、一生付き合っていく病気ですと言われました。

治せると言ってくれる病院でも、薬やサプリをたくさん飲まないといけないので何か違うと感じました。
私が取り組んでいる「根本治療」は、慢性状態のアトピー症状は薬やサプリでは治せるものではないと気づかせてくれたし、実際に症状が減ってきているのを実感できています。

状態には波があるので、良くなったりまた症状がぶり返すこともあります。
でもその度に気づいて成長していく、その繰り返しなんです。
そうやって飼い主が成長していくこと、これこそがペットを幸せにすることなんだと思います。

少し抽象的な内容で分かりにくいかもしれませんが、また別の記事で具体的はお話を紹介したいと思います。

私もまだまだ改善途上にありますが、徐々にペットの状態は上向いていて、この延長線上には私もペットもイキイキする暮らしが待っていると確信が持てているんです。

アトピーと向き合い悩み、辛くしんどい思いをしている飼い主さんに、少しでも希望が届けられれば幸いです。


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