こんにちは、とろです。
我が家の豆柴ももは生後9ヵ月目にアトピー性皮膚炎と診断され、様々な病院治療を経て
現在は根本治療に取り組んでいます。
皮膚炎以外の病気は全くないのですが、時々てんかん発作を起こします。
柴犬は比較的てんかんが多い犬種らしいので、併せて読んでもらえると参考になると思います。
てんかん発作とは
初めててんかん発作を起こしたのは、4歳頃。
急に立っていられなくなって、体がこわばったようになって、バタンと倒れました。
オシッコを漏らしたり、嘔吐もしていました。
長い時間に感じられましたが、5分以内の出来事でした。
何が起きたのか分からずびっくりしましたが、これがてんかん発作だと知りました。
最近の記録では、10/26、11/2、12/31、1/8、2/23、4/23、5/6に発作がありましたが、
5/6以降は起きていません。
これまで月に1回のペースで起きていた発作が、この3ヵ月は起きていないのです。
たまたま、偶然なのか?
思い返すと5月に根本治療で大きな気付きがあったので、それが良い方向へ働いていると思われます。
私の実体験から見えた、アトピーとてんかんを治すために大切と思うことをまとめておきます。
アトピー性皮膚炎とてんかんとは
病院治療をしていた頃、アトピーは痒み、てんかんは脳の病気くらいの区分けしか出来ず、
全く別の原因だと思っていました。
アトピーとてんかんの原因は、一般的には下記のように言われているので、
別物と思っている飼い主さんは多いと思います。
- 遺伝的な体質(特に柴犬やゴールデンレトリバーなどアレルギーが出やすい犬種がいる)
- 環境アレルゲン(ダニ、花粉、カビ、ハウスダストなど)
- 食物アレルギー(特定のタンパク質や添加物に対する過敏反応)
- 皮膚のバリア機能の低下(乾燥や外的刺激に弱い)
- 免疫系の過剰反応
- 寄生虫(ノミアレルギーなど)
- ストレスや環境の変化による免疫力低下
- 不適切なシャンプーやケアによる皮膚への刺激
- 遺伝的な要因(特定の犬種に多い傾向がある)
- 先天性の脳の異常や発達障害
- 頭部外傷や事故
- 脳炎、脳膜炎などの感染症
- 脳腫瘍や脳の構造異常
- 代謝性疾患(肝疾患や低血糖など)
- 中毒(薬物や有害物質の摂取)
- 強いストレスや興奮状態が発作の誘因となる場合がある
- 高齢犬の場合、脳の老化による発作もある
実体験、改善のきっかけとは
2025年4月、根本治療に取り組んで1年半の頃、継続してアトピー性皮膚炎と向き合っていましたが、
なかなか思ったような結果が得られないでいました。
そして、ももの状態が過去一番悪化してしまい、もう何ともできなくなって、
ギブアップという思いに至ったのです。
その時に、同じ根本治療に取り組む仲間を頼って、ももを預かってもらうことにしました。
これは「周りに頼る」ことが出来ないでいた私に、何とも出来ない状況が用意され、
ようやく周りに頼ることが出来るようになったということだと思います。
仲間を頼ってももを回復させてもらっている間に、私は自分と向き合いました。
そして、ようやく自分の自己否定に気付けたのです。
自己否定が多いことは頭では気付いていたけど、受け入れられていなかったから、
私の自己否定は続いていたのだと思います。
ストンと落とし込めたら、自己否定はどんどん消えていって、体が軽くなっていきました。
この落とし込みが5月上旬だったのです。
私の気持ちが一気に軽くなったことで、すぐにアトピー症状(カイカイ、足舐め)が減ったのが分かりました。
その後、またアトピー症状は増えたり変動していますが、毎月起きていたてんかんが3ヵ月おさまっているのは事実です。
アトピーとてんかんの共通の原因
今回の体験から、アトピーとてんかんの根本原因は同じなんだと分かりました。
それは、精神的ストレス です。
しかもそのストレスは飼い主によって与えられたものです。
今回は特に自己否定による苦しい気持ちが周りに影響したのだと思います。
周りにすごくネガティブな人がいたら、場の雰囲気が悪くなるという経験があると思います。
それと同じで私の自己否定の苦しい気持ちを犬たちは感じ取っているんです。
ですので、飼い主が変わればペットは元気になっていくんです。
根本治療については過去の記事も参考にしてください。
まとめ
アトピー性皮膚炎とてんかん、一般的には結びつかない2つの症状ですが、
精神的ストレスという共通の原因でつながっていました。
アトピー改善を目指す過程で、てんかんの発生が無くなったというのはとても大きな希望です。
いま取り組んでいる根本治療の方向性が間違っていないことを教えてくれています。
これからも「根本治療」を続け、心身ともに健やかな日々を目指していきます。